競馬予想

2000年10月1日中山 スプリンターズS(G1) 1200芝
馬番 B 馬名 性齢 負担
重量
騎手 調教師
 1  1 ビハインドザマスク 牝 5 55.0kg 福永祐一 北橋修二
 1  2 (外) ブラックホーク 牡 7 57.0kg 横山典弘 国枝栄
 2  3 タイキブライドル 牡 6 57.0kg 郷原洋司 伊藤正徳
×  2  4 キングヘイロー 牡 6 57.0kg 柴田善臣 坂口正大
 3  5 (外) マイネルラヴ 牡 6 57.0kg 蛯名正義 稲葉隆一
 3  6 (外) スギノハヤカゼ 牡 8 57.0kg 芹沢純一 鹿戸幸治
×  4  7 [外] ベストオブザベスト せん 6 57.0kg D.ホワイト T.ウォン
 4  8 (市) マイネルマックス 牡 7 57.0kg 佐藤哲三 中村均
 5  9 (外) アグネスワールド 牡 6 57.0kg 武豊 森秀行
 5  10 マサラッキ 牡 8 57.0kg 藤田伸二 増本豊
 6  11 ユーワファルコン 牡 4 55.0kg 中舘英二 堀井雅広
 6  12 (外) ブロードアピール 牝 7 55.0kg 松永幹夫 松田国英
 7  13 B (外) シンボリインディ 牡 5 57.0kg 岡部幸雄 藤沢和雄
 7  14 B (地) ジョーディシラオキ 牝 4 53.0kg 北村宏司 松田国英
 8  15 (父) ダイタクヤマト 牡 7 57.0kg 江田照男 石坂正
 8  16 B (外) タイキトレジャー 牡 5 57.0kg 後藤浩輝 藤沢和雄

(カミガタの予想)
 先行馬有利のAコース使用。こんな不公平馬場でやるとは、G1じゃないや。終わったら、やっぱり前にいなくちゃ、となるだろう。ビハインドザマスクの差しがビシっと決まることに期待していたのに。中を割れる差しって私好きなのよ。
 というわけで、前に行けて総合力のある馬といえばアグネスワールドブラックホーク。この2頭は重馬場も得意。ますます他の陣営とは差がつく。
 軸はブラックホークの方に。結論を決めたのは中山のコース相性。アグネスが2戦2着1回着外1回、ブラックが5戦4勝。トライアルのセントウルSを太め残りで叩いて、ここに望んだローテーションも理想。
 一方、アグネスも、1200のために生まれてきたという馬でスピードある。やや間隔開くのが不安だが、陣営の意欲はメンバー中1番。ちょうど今はオリンピックの時期。世界をまたに掛けたこの馬の戴冠にふさわしい。
 事実上この2頭の1点で良いような気もする。3番手以降は大きく離される。
 逆転候補第一はビハインドザマスク。内馬場には馬が殺到。もし前記2頭が、前を交わすためにやむなく外に持ち出すような展開があるならば、今回は内枠を利して内の最短コースを回り、直線でインが開くか開かないかのバクチに賭けるだろうこの馬の突き抜けがある。とにかく信じられない脚を使うので、それが生かせる展開になれば。
 毎年このレースは定量の関係で、4歳馬がかなり有利。今年も時期は変わっても、その制度は維持された。その恩恵にあずかれそうなのが、ユーワファルコン。休み明けながら、中日スポーツ杯4歳Sを圧勝などスピードは1級品。ハナに立って、馬場を生かして後ろがこぢゃつく流れになれば。
 以上で。

(覆面記者Fの予想)
今回はAコースになって、内の先行馬有利といわれたが、土曜日の1200を見る限り、内のグリーンベルトの有利さは今回はあまり感じられない。外を回ってもある程度チャンスはある。

◎アグネスワールド
時計勝負になっても多少渋っても行ける。展開も前でも控えても行ける。去年はマイネルラヴに突つかれたのが影響したか。それでも、1番強い競馬をしていた。

○ブロードアピール
外枠に行く馬ばかり。後方の外目から揉まれずに一気に行ける。頭取って走らない走らないを繰り返しており、今度は走る番。前2走は6着、3着だが、流れに殺されたもの。

△タイキブライドル
4走前のオーシャンSが強い内容。1200も向くのでは。京王杯スプリングカップもブラックホークと僅差。行こうと思えばある程度行ける自在脚。内枠は先行するときに合うし、中山も合う。人気の盲点では

×キングヘイロー
外でも届きそうなんで、高松宮記念あの位置から勝った末脚怖い。安田記念も3着に来ていることが去年に比べての成長力を感じさせる。去年は3着だったが、いきなりの短距離戦。今回は1200の経験を積んでいるので、去年に比べて上昇は必至。やっと自身安定して走れる場所を手に入れた。

×ベストオブザベスト
安田記念はフェアリーキングプローンとの対戦成績は5勝3敗で評価は上。1200はやや長いが、ただでは帰らない香港馬
 
(久保田靖氏の予想)
本命  9 アグネスワールド
対抗  7 ベストオブザベスト
単穴  1 ビハインドザマスク
注意  2 ブラックホーク

 本命はアグネスワールド。鞍上とのコンビはすでに海外で実績があり、ここではダントツでは。対抗にベストオブザベストを挙げる。フェアリーキングプローンと同等程度の実力があればここはアグネスと一騎討ちか。馬券は今流行の「外貨建て」馬券とシャレこもう。単穴ではビハインドマスク。1番枠を引いたのが吉と出るか凶と出るか。もちろん押さえ以上の評価。ブラックホークは安田記念の敗戦にピークの過ぎた感があったので、形だけの印にしておきます

(大森修一氏の予想)
本命  9 アグネスワールド
    2 ブラックホーク
連穴  6 スギノハヤカゼ
    7 ベストオブザベスト
    11 ユーワファルコン

 今回は変則予想です。勝つのは1番人気か2番人気、2着は穴馬と考えるとこういう印になります。ですからアグネス=ブラックという馬券は「消し」です。
 では各馬のコメントを。本命のアグネスはやはり海外G1を2つ取っています。是非日本でも取って欲しい、また取れる馬です。ブラックは見ての通りの堅実ぶり。中山得意も心強いです。
 問題は穴馬3頭ですね。まずはスギノハヤカゼ。前走が非常に惜しかった。厩舎のコメント通り「もう1度」です。次に香港馬ベストオブザベスト。安田記念勝ちのフェアリーキングプローンに勝ったのは向こうのオープン戦で、G1戦では完敗のようです。それに休み明けも苦しいでしょう。しかし最近の香港馬の日本競馬への相性で狙います。そして特注馬はユーワファルコン。逃げの快速馬です。どこまで保つか・・・という感じですが、意外に意外かも知れません。
(久保田の注解 この馬券作戦は「ABXY戦法」と言われ、シンザンが現役で走っていた頃から使われているクラシカルな競馬必勝法です。2着の候補馬がどこまで善戦するかが勝敗のカギです)

(しゅう氏の予想)
 ってなわけでスプリンターズS。
◎12○11▲16△7
 この4頭ボックスでええ。どれも万車券!
 あっ、違った・・・万馬券!(爆)

(チロ太郎氏の予想)
本命 アグネスワールド
対抗 ブラックホーク
単穴 ビハインドザマスク

 実績、調子などから判断しました。BOXで

(ショージ氏の予想)
 今年のSSは昨年の4強の争いか。上がり馬ビハインドは中山千二のハイペースをどう走るか分からないので消し。4強のBOXだと儲からないので、どの馬を消すか迷ったが あえてブラックを消します。7歳になって アグネスのスピードについていけるか疑問
◎9○5▲4 
BOX4−5−9 
オッズ次第でワイドも


馬券 カミガタ 2、9、1のボックス。2−11
   覆面記者F 9から印付けた馬へ4点
   久保田靖氏 9、7、1のボックス。2−9
   大森修一氏 6−9 7−9 9−11 2−6 2−7 2−11
   しゅう氏 12、11、16、7のボックス
   チロ太郎氏 9、2、1のボックス 
   ショージ氏 9、5、4のボックス
結果

1着15番 2着9番 3着2番
馬連9−15 25700円 ちなみに単勝も25750円
もちろん全滅……。
うーん、人気の盲点だった……。意気消沈した……(カミガタ)
ダイタクヤマトが雨上がりのやや重馬場を味方に逃げ切りました。ついにダイタクヘリオス産駒G1制覇!!鞍上の江田騎手も9年ぶりのG1勝利! オメデトウ!! ついに江田騎手も正真正銘のG1ジョッキーになりました。タイムも上々! これで暮れには香港遠征かな?(久保田靖氏)

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参考資料 JRAホームページ Ped Net