1999年8月27日(金)
玉野記念競輪後節第3日目決勝日

無料バスツアーで玉野記念参戦。カミガタが玉野競輪を斬る!
  
午前7時なんばO−CAT前駐車場。両備バスは阪神高速へと踏み出す。玉野競輪無料バスツアーの出発である。
今回のツアーは玉野競輪場が記念開催という事で遠方のお客様にも来てもらおうという企画。
岡山の両備バスが運送担当。電話予約で50人予約制で、バスは1台。一応満杯。
現地でホテルの紹介もしてくれるというモノ。この企画がなければ私は玉野に行くことはなかったです。

バスは一度の休憩を経て、競輪場に到着。10時20分である。予定より早く付いた様。
スピードクジが先着2000名。今日の入場者数が2600人位(記念なのに・・・)
だからほとんどの人はスピードクジもらえた様。3等は何だ〜!500円の場内無料お食事券でした。
なお特等はファックス(3名)。持って帰るのが大変だ。でも3000円の現金も30人に当たるなど結構おいしい福引ですね。
グッド!玉野競輪。
で、無料お食事券の有効期限はその日限りだったので早めの昼食。フライ定食500円を注文。
内容は大衆食堂で出ているものと変わらない。普通。3人しか入ってなかったので食堂が広く見える。

レースは後でアップするとして、タイジェスト版を。私の車券と合わせて。
2レースにはHPでおなじみ金田徹(群馬56)さんが出場。捲りで1着。

3レース頃に本田晴美(岡山51)ファンのターボ捲りさんとのびたさんと合流。松戸以来です。

7レースA決勝は三好章仁(香川43)が田村英輝(徳島78)の番手から抜け出し、インを突いた石原和夫(岡山64)の追い込みを押さえて優勝。
3年前の高松記念A決勝に続いて、また三好さんにお世話になった。もう私と三好さんはラブラブである。ありがとう!

8レースは、滝沢さんの先行を石丸寛之(岡山76)叩くが、幸田光博(栃木67)捲って番手笹川竜治(新潟71)の差し。神開浩士郎(福岡73)強襲で穴に。
3と7レースで2380、2390円の配当を当てていてプラスの私は、この頃から大穴狙いに。まずは8レースは滝沢さんの逃げ切り。

9レースはたくさん買ってしまって後悔。結果は私の買い目をすり抜けあっさり関東勢。まあ長谷部純也(茨城57)は一回千切れて追い込んでの2着。しぶとさが増している。各地の負け戦で要注目だろう。本田晴さんは・・・書きません。ターボ捲りさんの逆鱗に触れるとイカンから・・・(笑)。もっともターボ捲りさんも本田からは買いつつ、本線は他の頭だったけどね。

10レースは山田−海田で決まってしまった。いろいろ買ったのに〜。
落車が発生。小倉竜二(徳島77)はよく落ちる男だ〜。

そして決勝は金古将人(福島67)が連日の捲り1着で人気。私は逆らえないと見て金古本命。
ただしヒモは落合豊(茨城69)と藤井久之(広島55)。両方とも万シューになる組み合わせ。
おいしいじゃあーりませんか。来たら。
そして高木隆弘(神奈64)−金古の差し目車券。
一方負けが込んできているターボ捲りさんと、のびたさんは堤洋(徳島75)の逃げ切りに賭ける。
ただしターボ捲りさんは新聞で印がついてない選手をボックスで買うお遊び車券。のびたさんは堤から何点か流していた。

結果は・・・その堤が逃げきってしまったのである!2着には大外落合が突っ込んだ。2人の運命は分かれた。のびたさんは抜け。
新聞で印のついてない選手のボックス20点で買ったターボ捲りさんは、見事的中!やったね〜!本場では初の万シューゲットらしい。トータルでも電投の1回目に次ぐ2回目。一発逆転満塁ホームランである。
なお金古の捲りは不発。小橋も金古をブロックした2C辺りからツキバテしていたのか様子がおかしく、高木と潰し合って圏外へ。

「堤好きなら来ればえむ嬢良かったのに〜」との声がターボ捲りさんとのびたさんの口から。
案の定えむ嬢から電話が掛かってきた。結果を伝えるターボ捲りさん。
表彰式が始まる。堤は勝負服を着ていなかったがTシャツから何までサービス。握手も多くの人にやって最後に観客の目の前でガッツポーズ。
やったね、堤クン。S級含めても初Vだそうです。

さて総括。
まず帰りのバスは5時。これは早過ぎる。審議になって長引くと表彰式が見れない自体も考えられるので、5時30分にしてくれるといろいろと助かる。
6時だと出待ちまで・・・。これはやり過ぎか。
バスツアー自体はいい企画だと思う。
行きには2日間のダイジェストを放映していたし、帰りは本日の結果ダイジェストがもうビデオになって車内で放映された。
これで、レースを観戦していて2着に来た選手がどこから追い込んできたのか分からなかった、というケースが一目瞭然はっきりと分かる。

そして何と行っても一番良かった事は、場内がよく清掃されていてハズレ投票券やマークカードがほとんど落ちてないという事だった。
向日町や小田原など他の開催者も見習って欲しい。
これらの競輪場では、辺り一面ばら撒かれている白い紙。それが風で飛び散ってバンクの中に入るケースも見受けられた。
玉野は違う。おばちゃんが常に場内を回って、チリ一つ残さないで拾っていくのである。
ハード面では古い施設で弱者対策も十分ではないが、人員のきめ細かい奉仕によって、ソフト面で十分補えるものとなっていた。
むしろ人の温かみが感じられるよい社交場になっていると思う。
今回は記念だったのでヒラでもやってるかどうか分からないが、
今回の訪問を見る限り、玉野競輪はしっかりやれている、と実感した。

競輪場のバック先に見える海同様、ずっと残る光景であって欲しい。


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