競馬予想

2000年10月22日京都 菊花賞(G1) 3000芝
馬番 B 馬名 性齢 負担
重量
騎手 調教師
 1  1 エリモブライアン 牡 4 57.0kg 藤田伸二 清水出美
 1  2 ダイワバーミンガム 牡 4 57.0kg 柴田善臣 二ノ宮敬宇
 2  3 ヤマニンリスペクト 牡 4 57.0kg 福永祐一 浅見秀一
 2  4 (父) ケージージェット 牡 4 57.0kg 佐藤哲三 嶋田功
 3  5 トップコマンダー 牡 4 57.0kg 松永幹夫 崎山博樹
 3  6 アグネスフライト 牡 4 57.0kg 河内洋 長浜博之
 4  7 (父)(市) ホワイトハピネス 牡 4 57.0kg 小原義之 小原伊佐美
 4  8 スプリームコート 牡 4 57.0kg 四位洋文 松田国英
 5  9 (抽) ジョウテンブレーヴ 牡 4 57.0kg 蛯名正義 相沢郁
 5  10 (父)(地) マッキーローレル 牡 4 57.0kg 本田優 昆貢
×  6  11 ゴーステディ 牡 4 57.0kg 吉田豊 大久保洋吉
 6  12 ヒシマジェスティ 牡 4 57.0kg 角田晃一 佐山優
 7  13 トーホウシデン 牡 4 57.0kg 田中勝春 田中清隆
 7  14 マイネルビンテージ 牡 4 57.0kg 熊沢重文 佐々木晶三
 7  15 エアシャカール 牡 4 57.0kg 武豊 森秀行
 8  16 (父) カリスマシルバー 牡 4 57.0kg 小林徹弥 古川平
 8  17 フェリシタル 牡 4 57.0kg 高橋亮 橋口弘次郎
 8  18 (市) クリノキングオー 牡 4 57.0kg 幸英明 谷潔

(カミガタの予想)
 毎年楽しみなこのレースだが、この菊花賞の意味が問われている。500万クラスの馬すら抽選で出られるとはレベルが低すぎるのでは、ということである。フサイチソニックやアドマイヤボスといったトライアル1着の馬がいないレースは意味があるのか、ということ。それでも、18頭のフルゲートになった。それだけで私は意味があると思う。
 展開はおそらく逃げ馬少なくスローペース。1枠1番の枠を利してエリモブライアンが逃げてしまうかもしれない。
 本命はアグネスフライトだ。前走はダービーを取った後の意味や、秋になってからの成長力、熱発などを異常に疑問識しフサイチ本命にしたのにアグネスを無印にして外してしまったが、トライアルで2着といえ、あれだけ先につながる走りをされては、陣営の思惑はもはや狂うことはない。距離も気性から見て大丈夫。母父ロイヤルスキーは3年前の2着ダイワオーシュウと同じだ。河内さん21年ぶり、史上最年長の菊花賞ジョッキーに向けて驀進あるのみ。
 アグネスの心配は前へ行けず後方で絡まれること。そうした場合に2頭の馬が浮上してくる。
 トーホウシデンは私が以前から菊花賞候補として注目してきた馬だ。前走セントライト記念も2着。長距離系の馬体重でライスシャワーを彷彿とさせるものがある。ある程度前へ行って抜け出す競馬になる。
 ヒシマジェスティは、前へ行けてしかも上がり34秒台を出せる。まさにスローペースで上がり勝負の現代菊花賞の象徴ともいえる馬。オープンでの実績はないが今回は展開有利にレースを運べそう。
 ホワイトハピネスも長距離向き。しかも秋のG1は二つとも父内国産馬が勝っている。流れも向く。この馬に関しては単勝勝負が面白い。
 他は苦しいと思う。
 エアシャカールはブリンカーを付けずに出走してきた。陣営の気性に対する自信だろう。鞍上の腕次第だ。配当的妙味がないので無印としたが、これまでにないハードな追い。馬体も腹が巻き上がって完全に長距離対応のものになっている。陣営の弱気のコメントが逆に何とも不気味だ

(覆面記者Fの予想)
 最近の菊花賞はペースが遅くて瞬発力勝負になる。それを踏まえて。
 本命はアグネスフライト。追い込み脚に凄みがある。変に前づけせずに前走同様の中団から競馬するだろう。距離は母系からも心配ない。坂さえ克服すれば。
 ヒシマジェスティが対抗。最近の3000は上がり勝負、アグネスより前につけられ早い上がりが使える。個人的には新馬6着から追っかけていて、スケールの大きさを感じさせていた。ソエが悪くダートしか使えない時期があったが、芝に変わった時にぽんぽんと2連勝。休み明けの前走を早い上がりで完勝。よく間に合ってくれた。
 アグネスがこけた場合の単穴にホワイトハピネス。前で競馬するタイプで上がりも早い。野苺賞は距離が2200で2着とは0.3秒差ながら実質的には圧勝。距離に関してもタマモクロス×カーリアンの血統だから不安がない。秋のG1をいずれも制しているマル父の中で一番力がある。
 続いて東のエース、トーホウシデン。距離に関してはメンバー中一番向いている。マヤノトップガンと同じ配合。問題は瞬発力勝負に不安があること。平均ペースで上がりがかかる展開なら。
 押さえに、未勝利時に格上挑戦させたりするところが陣営の期待を感じさせるゴーステディを。この前福島で未勝利勝ったばかり。母親はヒシアマゾンの姉。一発狙っているふしがある。同陣営は土曜日鳴滝特別で未勝利勝ちあがったばかりのイデムという馬を格上挑戦させている。ここで吉田豊に京都外回りの馬場を経験させておこうという、ということではないか。密かな意気込みを感じさせてくれる。調教でもメジロダーリングに先着。なかなか今の四歳のレベルでは古馬に先着といったケースは見当たらない。ワイドで印つけてる馬へも買う。アグネスとは馬連で
 
(久保田靖氏の予想)
本命  6 アグネスフライト
対抗 15 エアシャカール
注意 10 マッキーローレル
   14 マイネルビンテージ

 トライアル優勝馬が抜けて2強対決濃厚。秋のG1も3回続けては荒れないでしょう。エアシャカールも勝つ見込みがあるからユタカも帰国するんだろうし。マイネルビンテージは今年重賞勝ち経験のある4頭のうちの1頭。今年はスローペースにはならないみたいだし、穴気配ぷんぷん

(大森修一氏の予想)
本命 13 トーホウシデン
対抗  6 アグネスフライト
単穴 12 ヒシマジェスティ
複穴 15 エアシャカール
注意 10 マッキーローレル

 世間は2強ムードですが穴党の私はトーホウシデンから行きます。重賞勝ちはありませんが春はプリンシパルSを勝っています。京都新聞杯勝ちのアグネスフライトと良い勝負でしょう(笑)。そのアグネスは連筆頭で注目はヒシマジェスティ。佐山厩舎で角田騎乗と言えば一時期はG1の常連でした。久しぶりにサンデー産駒で大穴期待です。エアはやっぱり押さえて最後はマッキーローレル。わざわざ園田から転厩して追加登録料200万円払って出てきました。手ぶらでは帰れませんよね。ワイドでオススメです。馬券の方はトーホウから2強へは馬連、他の馬はワイドで狙います

(しゅう氏の予想)
チィース!
むむぅ・・・秋のG1は荒れたのに取れてない・・・<2回

菊花賞は軸1頭。◎12ヒシマジェスティ。相手は2・7・8・15の4頭でええじゃろ! ってなことで買い方は流しです

(チロ太郎氏の穴で菊花賞!)
本命 マッキーローレル
対抗 アグネスフライト
単穴 トーホウシデン
以上

(河内の貴公子氏の予想)
◎アグネスフライト
○エアシャカール
△マッキーローレル
×ゴーステディ

こんなもんでどや?!

(ショージ氏の予想)
◎13○1▲12
エアシャカールアグネスフライトめちゃくちゃ強いとは思えない


馬券 カミガタ 6、13、12のボックス。6−7 7の単勝
   覆面記者F 6、12、7のボックス。6−13 6−11
   久保田靖氏 6から印つけた馬へ3点
   大森修一氏 13、6、12のボックス。13−15 10−13
   しゅう氏 12から印付けた馬へ4点
   チロ太郎氏 10、6、13のボックス
   河内の貴公子氏 6から印つけた馬へ3点
   ショージ氏 13、1、12のボックス
結果

1着15番 2着13番 3着1番
馬連13−15 1580円
大森修一氏的中!
これ以上ないユタカの好騎乗でしたね。やはり日本一の騎手は違います。開かないはずのインが自然と開くんだよな、これが。エアが勝つにはこれしかない、という戦法をあっさり決めてくれましたね。トーホウシデン惜しかったなあ

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参考資料 JRAホームページ Ped Net