出走表  大津びわこ <最終日>

<9R> A級 特選 固 2000m 発走 15:30
 選 手 名   年 県 期 級 戦法 ギア 得点  事故 123 外 場所成績
 池田  智毅  29 和 68 A1 差足 3.58 93.62 2.0  1 4 2 21 び 抜1準4
2 平坂  典也  30 広 61 A1 差足 3.57 89.87 1.0  1 4 4 20 び 抜2準6 
 森下  忠夫  27 高 69 A1 差捲 3.54 91.92 2.3  5 2 2 19 び 抜1準6
 池田  英樹  25 福 76 A3 捲先 3.57 87.26 1.3  4 3 4 14 び 予1準5
 瀬戸  弘行  36 兵 50 A2 差足 3.57 95.68 3.2  6 5 4 13 び 抜6準5
 小泉  孝志  32 徳 57 A4 差足 3.57 89.26 6.0  6 5 3 13 び 予1準4
 片山  慎二  29 大 65 A2 先捲 3.57 91.76 0.2  7 1 3 18 び 抜3準5
 安藤  雄一  31 福 59 A3 自在 3.50 86.34 0.5  4 6 2 16 び 予2準6
 井村  文弘  35 滋 52 A2 差足 3.62 87.81 0.2  1 4 4 18 び 抜5準4

並び想定
 2 

事実上片山の先行一車。前回和歌山の最終日と近い形だ。ただ違う所は池田智毅は3番手で、かつ番手の瀬戸が多分競りにこられるだろうという事。
おそらく競りに来るのは森下。インで競られたらおそらく瀬戸は苦しい。競り負けるだろう。かといってあっさり引くのも、後ろに2人を連れている身ではできない。たとえ競り勝っても前の片山は好調。
今回初日選抜は池田が片山に乗って快勝。見事5ヶ月ぶりの勝利をあげたが、その時の上がりタイムが14秒2。よく差せました。前回の甲子園決勝で、後がかりタイプの和田信一につけて、ハコ3になった瀬戸の事。差せなさそう。片山も踏み直すだろうし。一方、池田英のラインでは苦しい。
よって片山が逃げきると見た。池田はただ競りの余波を受けないように祈るのみ。切替えはできないしね。

車券 7−5 7−3

結果と感想 
うーん、全然並びが違うぞ。脚見せでの並びは 
号砲後並びが落ち着いて1  7池田智池田英に遮られ引けない。
やがて近畿の上昇と共に池田智何とか片山の番手に収まろうと突っ張る。しかし池田英もドッキングさせまいと、必至に池田智にかぶせ続ける。やがて池田智が抜け出し、片山の番手に収まりましたが、この両者のつばぜりあい、白熱しました。ここで片山が流してしまう。すると森下イン切り。そして池田英カマす片山すぐ出ようとするが、ダッシュが良すぎて池田智付いて行けない。仕方なく片山引いて、近畿は後方。森下池田英の番手に納まる。バック手前 
3角手前から片山捲るが、池田英かかっており、車が全然前に出ずあっけなく不発。直線森下池田英を交わしただけ池田智は直線インを突いて5着。

うーん、競輪の醍醐味が十分満喫できました。池田智の結果は残念だったけど、どの選手も自分の実力をフルに発揮していました。まさにこれが「競輪」と言えるんじゃないでしょうか。惜しかったのは片山がホームで流してしまった事。初日は相手のボーンヘッドに救われたが、今回は自分で自滅してしまった。池田智ももうちょっとついて行ければなあ。でも細身だからダッシュ力に乏しいしなあ。一方池田英は完璧な動きでした。これも片山が流した所で、森下の絶妙のイン切りがあったからこそミスをせず、頭で勝ったものが勝利をつかむ、というのが「競輪」本来の醍醐味だと改めて気づきました。後味すっきりした競輪でした。この9選手は覚えておいて損はないです。
 車3−4 4920円

データは競輪ランドより。戦法は調査の上変えています。
ただし多分事故点が奇数の所は誤りです。ご注意下さい。