2006/7/30(日)
サテライト阪神

JR東西線を通り、尼崎で福知山線へ。
カーブながらスピードが出せる割には、前に電車がつかえている様に、ゆっくりと進む電車。
やがて昨年の春、テレビや新聞で何度も見た、「あの」マンションが見え、通り過ぎた。
現場の空き地には、白いビニールシートが被さった跡もあった。
先日もJR西日本の天下りに対して、遺族が怒りを露にしていたと新聞で見た。
事故から1年3ヶ月が過ぎようとしているのに、爪跡はまだ深い。

川西池田で、普通に乗り換え。丹波路快速もあったが、混雑しすぎ。
前回の和歌山に続き、パソコンの「レッツ様」を持ってきたのに、これでは人目を気にせず楽しめない。
時刻表を見たが、福知山には大阪を22時50分頃に出ればいいし、新三田に至っては、午前0時過ぎでOK。
うちの家(学研都市線)は、軒並み終電が遅いのに、恵まれてるな、と感じた。

やがて宝塚を過ぎ、山手に入る。トンネルや渓谷を通る。
それを過ぎると、三田の田園地帯。
多少洗練された三田の駅に降り立ち、30分に1本出ている無料バスに乗り換える。

バスはニュータウンを抜け、山の中に入り、原生林の中を通り、中国縦貫自動車道の吉川JCの手前にサテライト阪神があった。

ロイヤルルームが3000円。こんな山の中まで来て、3000円は払えない。
中に入ると、とにかく奇麗。

元選手の斉藤哲也さん直筆? の予想が掲載されていた。
さらに、斉藤哲也さんとヤナちゃん(兵庫72期の柳澤達也?)の予想がプリントされ、見ることができる。
こんなのは競馬場では絶対にないサービスだ。

猪輪倶楽部に入れば通常1000円の、特別観覧席への招待券をプレゼントしてくれるのは嬉しい。
三田は牛の産地のようで、値段は張るが、牛丼やカレーは食指が動く。
大型(とも言えないか)モニタのあるシアターでレースを見た。音響が素晴らしい。
2R横山圭司は先行した大久保直也を交わして、ゴール線を切ると同時に大久保をチラッと見た。
こういう信頼できるマーク屋がいると、前を走る選手も心強いだろう。
それにしても、このレース誘導のピッチも遅いし、最後の直線まで仕掛けなし。
かつてのB級みたいなレースだった。

ここの投票カードは、全部の場名が記入できる。
場外自体が始めてだが、始めて見た。

さっそくプレゼントされた券で特別観覧席へ。
特別観覧席は1席ごとに、液晶テレビが設置され、オッズ(当回、前売り)やレース実況だけでなく、地上波テレビや、スカパーのスピードチャンネル 390chも見れた。
高校野球やミリオネア、久しぶりに見た新婚さんいらっしゃいを見ながら楽しむ。

山野憲一さんや斉藤哲也さんは、「就職」のようで、シアターに設置されている選手紹介は、斉藤さんが並びを直されていた。
放送ブースには、山野憲一さんがアシスタントの女性とともに、レースの解説を実施。
 
6R松田慶一は、兵庫の藤井を使い、捲った石井を軽くブロック。最後も浜口健二の中割を締めて、1着ゴール。
さすが熟練のレース運び。

8Rまで車券を買ったが、一切当たらない。
この後も食指が動くレースはなく、増して相性最悪の市田が出る福ノ井賞は、最初から予想する気もなく、この場を後にしようと思った。

初めて専用場外に行ったが、奇麗で、ゆっくりできるスペースがあって、喧騒もなく、落ち着いて車券検討ができてよかった

競馬場のように、多機能な券売機もある。
天井が広くて、図書館みたいな雰囲気。

確かにレースを目の前で見れる本場は魅力だが、自分には場外のほうが集中できるのはないか、と思った。
こういう箱に入ると、長居したくなる。リピーターになる率も高いと思いだろう。



サテライト阪神へは、三田駅から無料バスが30分に1本 出ている。駅からは20分くらいで着く
正面の入口




特別観覧席。各席に液晶テレビ、シャープの 「AQUOS」が
メインホールにあるビジョン。
もう少し大きさが欲しいと思う。
特別観覧席からも見れる





全場の場名が選べる投票カード
特別観覧席の券と、車券。
右はテッちゃん、ヤナちゃんの予想(場内で配られている)


サテライト阪神ホームページ

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