1999年8月15日(日)
松戸記念競輪第3日目決勝日

カミガタの関東遠征第2弾。神山が出た松戸記念のリポートです。
  
松戸競輪へは、一緒に行く予定だった人が行けなくなったので一人で松戸に向かった。

第1章 工場の中の競輪場
松戸は2回目。1度目は3年前。内林井村文弘(滋賀52)さんの滋賀の友人コンビが参戦。
出待ちでの井村さんの笑顔と佐藤晃三(千葉61)のかっこ良さが印象的だった。
なおレースは稲村のインを東出が突いて1着。審議。これは失格だと思ったが、セーフ。2着も佐藤で千葉ワンツーだった。
吉井さんのサインが欲しかった・・・。
前回は会場も綺麗だった。一周回れる構造になっている。
食堂もコロッケ定食が400円は競輪場の中では安い学生食堂並みであった。
今回はどのように変わっているのだろうか。

松戸競輪は北松戸駅近く工場とドブ川の側にある。外見は3年前と変わっていない。中へ。一部改装工事をやっていたものの特に変わった部分はない。
コロッケ定食も400円のままだったし。
目立つ所でスピードチャンネルの勧誘キャンペーンをやっていた。モニターが3台。松戸記念が2台、小田原記念後節が1台。
おいおい!余った松戸のうち1台で四日市S級放映してくれよ。
そろそろ池田智毅(和歌68)が出る4レース準決勝も始まるというのに(笑)。結局最後まで四日市Sは放送されなかった。

第2章 うちわは呼んでいる
それはともかくこちらの方では3レースが終了。4レースにさしかかっていた。このレースはケン。
ホームスタンドは人人人で一杯。その中に何か書かれたうちわが一つ。
「うん?あれはもしかして・・・・!」
競輪戦士の参上!アクリル板前でのイン待ちであった。
吉井−正光さんがHPタイトルに合わせたうちわを作ってその日も持ってきていたのだった。
すんなり吉井−正光さんたち集団の居場所はわかった。
この時点で吉井−正光さん(埼京、千葉)とその師匠(埼京)、(二人合わせて練馬ラインと呼ぶ)
ターボ捲りさん(茨城在住、岡山)にちょんぼさん、関東の誇る網職人のびたのだんな(神奈川在住気合の競輪好き)が参加されていたそうです。(連携人物情報は以後も全て吉井−正光さん提供)

4レース、吉井−正光さんは広瀬来(千葉43)さんを応援。広瀬さんはネイティブ千葉人ではない。茨城県(だったかな)からの移籍組である。だがその理論家とも言われる頭脳と人格で千葉の選手会支部長へと上り詰めた人物である。レースもそういうわけで中曽直彦(千葉74)の逃げにマークしがみついて2着。もちろん吉井−正光さん大喜び。広瀬さんは、声援に対しても反応は示さなかったが「絶対喜んでくれてるって」と吉井−正光さん。なお私はケンでした。

5レース、案浦攻(福岡65)が逃げて番手井上和樹(兵庫47)の差しきり。私は田村光昭(広島67)の先行と見て伊藤豊明(愛媛41)から買って沈没。案浦の逃げを見るのは久しぶりだ。

この辺りで、
hiroさん(神奈川)(チャットではna氏)が
えむ嬢(1号さん)(中部、名古屋)さんとともに合流。
すこし間を置いてぢろ嬢(関東在住らしい、おじさんと、馬渕、安藤優企がすき)
が登場。

6レースは島岡兼治(大阪49)さんの弟子藤野一良(大阪77)がS級に登場。となると番手門野匡秀(滋賀61)絶好と見た。続くのは点数上位西尾芳樹(熊本45)だったが連対率が低いなど何だか不安。S昇級の相原健樹(宮城51)のタテの脚が不気味だ。そして藤野の残り目も。
ラッキョはいらない!
レースは藤野が早めの先行。番手門野が絶好。だが・・・「いいんだよーラッキョぉ〜!お前はぁ〜!」
切った西尾はしっかりついてきていた。相原は後方で一人相撲・・・。9-2で1110円もついた。
恩田繁子さん(東京オリックスファン)(ご自分のHPではMAKIさん)
がその知り合いのJam嬢(ロッテファン)とともに、
管理のかたに就職の挨拶をし、ヘルメット片手に登場。
どんどん膨らんできている〜

第3章 青い男とかき氷 
7レースはAの決勝。兵庫の橋本宜明(兵庫63)さんも出ている。とにかく先行一本な男。
橋本さんを応援したいのだが、車券的に考えると3分戦の展開で叩かれると終わり。すんなり押さえ先行には出られそうもない。
展開的には小林貴博(岐阜70)の先行から番手捲りを打つ松本聖志(岐阜53)−古屋孝一(愛知62)が良さそう。
本線には工藤広太郎(茨城80)に乗る黒子英明(栃木66)が本命。早めに行けば交わすと見て、古屋−松本も押さえる。
しかし一人気になる選手が・・・そう、競輪界の一発男向吉信之(兵庫65)がいるではないか。
あれ?橋本さんの番手だ。買ってしまった・・・橋本さん頼むぅ〜!

レースは小林の先行。誰か分からないがイン粘り。松本脚を使っている。橋本は既に万事休す。
「よしそのまま行けぇ〜!松本ぉ〜そして古屋に食われろ〜!」松本が2角で発進。古屋しかし差せなかった。
3−9 560円は一番人気。
そしてこの頃
みやかめさん(33好き氏などの名前多数、栃木在住幅の広い車券使い)と合流。

8レースは、木田庄太郎(大分71)が出てるではないか。おーついにS級か。定着できるように頑張って欲しいな。
でもまくりんさんによると、この人点数とっただけ比例して事故点が増えていくという事。なんだかねぇ・・・
近畿からの出走選手はなし。その代わり前回一宮で早めの先行で木下章(長野61)の優勝に貢献した小林晃(山梨75)が出ている。
一宮準決では逃切り万車を出した男だ。これから伸びていく事だろう。
という事をよそに私は内田浩司(福岡51)を購入。
去年の阿佐田哲也杯決勝で渡辺隆(大分67)から番手捲り。平田崇昭(福岡55)には差されたが穴を輩出した男である。
私はこの組み合わせを考えていた!だが、その日は甲子園のヒラに行っており、グランプリは売っていたが阿佐田哲也杯は売っていなかった。
まあ甲子園のヒラも勝ったのだが、阿佐田哲也杯売ってる場外に行きたかった・・・。

という鑑賞をよそに・・・レースは小林が先行。う、後ろが千切れている。人気の倉持伸次(埼玉55)だ。
小林使って番手捲りを企むつもりだったのだが。
小林の番手にハマったのは何と関西では安福洋一(奈良41)のバッタモンと言われている(笑)安坂洋一(神奈79)!
ゴール前のデットヒートは安坂の勝利。
4−8は7900円も付いた。と後ろで密かに喜んでいる人ひとり・・・

それをよそにちょんぼさんとプロレス談義。掲示板で私が「GAEAに行きたかったなぁ」、と書いていた事がきっかけで後楽園でやってるGAEAの興業に行こうという話になってきた。北斗晶の復帰戦である。この時点ではまだ微妙。女性陣は1コーナー寄りで別にレースを見つつ、レースの間は集団に合流。やがてどんどん人がやってきて大集団へと姿を変える。さらに別の所には蝶野さん&佐藤ファンの伊藤さんもいたようだ。お盆最盛期は凄い勢力である。オールスターでもこれくらい集まってくれないかの〜。

後ろでいちごかき氷が。その大集団に配られていた。出資元はみやかめさんである。さっきの8レースで当てられたのはこの人だったのだ。
私もいただく。実はいままでかき氷は、みぞれしか食べた事がない。はじめてのいちごである。うーんイチゴイチゴ1−5!
おいしかった。ありがとうございます。

この辺で
ぢろ嬢の師匠(関東、穴師)も合流
これで13人だぁ〜!

第4章 トミタクの心
まだ私はこの時点で1つも取っていない。9レース。ここは井上貴照(群馬68)−尾崎雅彦(東京39)を信頼して正解。
水書義弘(千葉75)−和泉田喜一(千葉59)の2段駆けは怖かったが、
川島聖隆(滋賀77)が何とかしてくれるだろうと思い、井上の捲り一発に賭けた。
やっと初的中。でも配当が460円と思っていたよりも安い。小野俊之(大分77)もいたのに〜(T_T)

10レースは富田卓(千葉76)が6番車で登場である。本田晴美(岡山51)もいるが事実上の関根幸夫(神奈59)の先行一車。
そう私が初めて見たトミタクも先行一車のレースだった。しかも33バンクで6番車。
去年の奈良2、3班戦。人気は鈴木一央(福井63)に乗る地元大井啓世(奈良58)。
私も大井で大丈夫と大井−鈴木を買ったのだが、ジャンが鳴って鈴木が先行すると共にトミタク地元の横でイン粘り!
大井はしばらくの併走の後なんとかトミタクをどかしたが、鈴木は差せずウラ目を食ってしまった。
なんだこの野郎!とその時は思ったのだが記念まで取った今となっては認めざるを得ない。やってくれるだろう。
番手奪って関根を最後差して6−2だ!
ウッチ〜もいるんだよな・・・。彼も番手を狙いたい口振り。でも内林さんは負け戦では不安なので、トミタクの方で勝負

レースは関根の後ろでまずトミタクがイン粘り。番手を奪おうとすると内林が追い上げてきて二人で壮絶な競りを展開。
一度は内林が取りきるがまたインからトミタクが・・・その後は両者とも頭を入れ合うレース。まさに格闘技である。ブッ千切れてもやっている。
結局は内林が取りきって2−1 1210円。トミタクは9着でしたが、凄い競り見させてもらいました。

第5章 行かない者は負ける
そして最終11レース
1 馬渕 紀明(愛知68)
2 神山雄一郎(栃木61)
3 岡部 芳幸(福島66)
4 新藤  敦(神奈62)
5 會田 正一(千葉68)
6 村本 大輔(静岡77)
7 三宅  伸(岡山64)
8 宮倉  勇(千葉58)
9 鈴木  誠(千葉55)
の9選手。
並びは1(67) 24 3958
の3つのライン

私は全然車券が当たらないのでヘロヘロ〜。
ここでアンラッキーYUJIさんも姿を見せられた。
バイクではるばる登場。来る予定ではなく小田原の資金を削ってしまったそうな。
そしてこれで今回は14人の大連携となったのでした。楽しいよ、これは。

もうどうでもいいや、という気分。神山が優勝しそうな気がした。神山は準決まで苦しくても決勝は勝ってしまうというパターンが多いからである。
昨日の先行策も決して悪くない。リハビリ中だが力は一枚上・・・。復活Vだ!
て、思ったのだが結局地元から行ってしまった。村本の頭も考えたのだけど、それは無理かなと思いつつ。肝心なのは視野になかった。

レースは岡部が前受け。神山じゃない。二日間地元のために先行していたから今日は自分のレース、捲りだったのか!
吉井−正光さんと私の悲鳴が聞こえる。
先行は後ろ受けした馬渕。番手はすんなり村本。三宅はしきりに後ろを気にしている。中団に神山4番手だ。
ああ、これは神山かなと思って見ていたが岡部が捲ってきても全然出ていけない。おかしいぞ、神山!
村本が岡部を綺麗にお掃除。そして直線村本が伸びる。私の目には差したかに思えた。
おお、村本記念初優出でもう初Vかぁ〜!
モニターを見に行く。ん、差してない〜っ!
1−6はなんとスジなのに7030円。大盲点だった。馬渕の優勝でえむさん大喜び。吉井−正光さんは意気消沈。

吉井−正光さん放心状態(?)で後ろへ。主役はえむさんとぢろさんの女性陣に。
ちょんぼさんとの協議の末、結局途中で抜けさせてもらって後楽園ホールのGAEAプロレスを見に行く事に。
某掲示板での「うそから出た鈴木誠」である。
後ろには背中まで笑っているえむさんの姿が最後に見えた。
大喜びで前の表彰式に一杯だったので、お声おかけせずに去ってしまいました。ごめんなさいね〜。

そのちょんぼさん、GAEA見学後「岡部は二日間地元に引っ張ってるのに、今日も引っ張るわけがない。自分のレースをして良いはずだった」
と水道橋のステーキ屋「ミスターデンジャー」でおっしゃってました。北日本出身者の意地が光っている感じがしました。

大人数で初対面がほとんどなので、ほとんどの人とは結局まともに話をできなくてすみませんでした。
またお会いできましたら、連携お願いします。


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