競輪マーク 寛仁親王牌最終日決勝予想

出走表  前橋 <最終日> 自=自力決まり手 差=追込・マーク決まり手 B=バック数 率=連対率
<11R> S級 決勝  固 2825m 発走 16:25
          自差B率得点
伏見俊昭 24島75 1802156 120
神山雄一郎32栃61 125048 121
金子真也 28群69 94430 117
室井竜二 29徳65 010023 114
太田真一 24埼75 1811451121
後閑信一 30群65 27421 110
山田裕仁 32岐61 198566 122
梶應弘樹 34媛57 017046 116
會田正一 30千68 014037 118
並び       

インタビューでの伏見の困ったかのような、声が印象的。「自分は優勝して、グランプリで岡部さんを引っ張りたい」(スポニチより)といっていたが、先行するとまず優勝は無理。しかし、太田に先行されると、ますます無理になる。イン粘り……ないだろうな。室井も「太田の後ろで競る」、といっているが、どちらにしても、「神山護衛網」(金子のことだけど)が機能して、競ってきた選手を、サンドイッチ状態にしてしまうだろう。それほど、今の関東の結束力は強力。日本代表の練習の効果を持ち帰り、分析して、トレーニングやメンタル面にまで、日常のものとしているのだろう。太田と金子は、もうタイトルを取っているので、今度は神山が勝つ番。太田を差すだけの2−5に集中投入。押さえとして、金子への突き抜けを

買い目2−5 2−3

結果 車2−9 4770円

データは関東自転車競技会・並びはスピードチャンネル久保千世志氏

決勝の展開
 選手入場。みんな足に油を塗ってる……。
 牽制のあと、室井が前取り。続いて太田ライン。山田−梶応中団、伏見ライン後ろ。伏見腹をくくったか。室井は下がって中団に。太田が前受け。
 青板過ぎ、伏見が早くも上昇。太田を押さえる。伏見が太田を押さえ先行。中団に下がった太田と山田が接触。太田落車。
 神山が叩いてホーム前先行。伏見イン粘り。金子とやりあう。両者離れる。外から山田、内から會田。梶応は付いていけない。
 山田捲りきり、神山粘る。會田イン突いたが届かず。続いて室井。ただし、山田は太田をこかした罪で失格。神山−會田−室井で確定。
 インタビューで、神山「太田君が落車してパニックになって、早めに行っちゃったけど、結果的によかったです。自分ではいいレースができた、と思っています。これからも先行含めて自在に戦っていきますので、応援よろしくお願いします」
明るい悪魔(笑)
 やっぱ神山は本当に強いわ。レースの展開に対する適応力がピカイチ。そして、それを支える脚力がある。オリンピックに向けての練習を、うまく「競輪」に消化している感じです。これは、全般的に関東の選手にいえること。
 神山は、いつもの笑っている顔と、レースでの強さのギャップが素晴らしい。そう感じました。
 あとは8月から事故点ルールが変わるので、室井あたりは楽しみですね