競輪マーク 全日本選抜4日目決勝予想

出走表  大垣 <4日目> 自=自力決まり手 差=追込・マーク決まり手 B=バック数 率=連対率

<12R> S級 決勝  固 2825m 発走 16:25
           自差B率得点
内林久徳 35滋62 316043 117
十文字貴信23茨75 311218 115
吉岡稔真 29福65 142648 120
山口富生 29岐68 016033 116
岡部芳幸 28島66 1451141 116
安福洋一 41奈41 213021 113
小橋正義 31岡59 020039 119
高谷雅彦 27青67 1711841 114
一丸安貴 27愛70 1931760 118
並び 7 6  2

先手は高谷と見た。後ろ3番手を誰が取るのかポイント。ここを取った選手が優勝だと思う。吉岡だって侮れない。何せ初日見せたニュー吉岡モードを準決勝では出さない分見せてくる可能性が十分だからだ。本命は十文字。わけがわからないがしっかり勝ちあがっている。ここも単騎で気楽な分、余計な事を考えなくて良い。自慢のダッシュで好位置ゲットして捲りでVをつかむと見た。今の競走スタイルを全面支持する。もう一人迷ったのが内林。彼も自在の戦いぶりを見せるだろう。準優の好内容からも優勝の可能性は十分ある。この両者を中心に捲ってくる吉岡の2着を絡めたい。

買い目2=1 2−3 1−3

結果 3−7 570円

データは関東自転車競技会・並びはスピードチャンネル中川洋護氏

決勝の展開
吉岡ライン前団、以下高谷−岡部を内林−安福で追走、一丸−山口に十文字。赤板一丸が踏み込んで近畿の横に上がったところで安福が車体故障。内林もダメージを負っていたよう。高谷が先行して一丸が3番手に追い上げると吉岡はすぐに引く。この無駄ない動きが勝利の一因に。十文字も中部に付き吉岡は6番手。そのまま一本棒の態勢で吉岡が2角から踏み込む。ここで一丸動けばいいのに動かず。高谷番手の岡部ブロックするも吉岡更にスピードアップ。一丸はインを突く。結局大外を伸びて吉岡−小橋で入線。十文字が切替え3着。

半分はまだ壊れていないレースだったのに・・・
ああ、安福。「夢を見させてくれよー」。まさに共感できるフレーズでした。だけど夢は・・・。これで落ち込まない事を祈ります。さて安福と内林の車体故障により、まったくレースの流れが淡白になりました。いつでも吉岡が捲れるぞ、という緊張感のないレースに・・・。

だけどまだチャンスはありました。一丸次第で。絶好の3番手でした。
バック手前で一丸が動けば吉岡も大外を回され苦しかったはず。一丸、山口、十文字のいずれかが優勝だったでしょう。
だが一丸は動かず結局は吉岡が岡部のブロックのみでスピードで飲み込みました。

チャンスを生かしきれなかった一丸。貫禄で力強く捲り切った吉岡。
結局は肝心な所で勝つ責任感を吉岡が一番持っていたという事でしょう。

そしてグランドスラムを達成する責任感も。吉岡ならあっさり達成してもおかしくありません。
今年こそ甲子園で。吉岡伝説を完結させるために