競輪マーク 寛仁親王牌4日目決勝予想

出走表  前橋 <4日目> 自=自力決まり手 差=追込・マーク決まり手 B=バック数 率=連対率

<12R> S級 決勝  固 3025m 発走 16:25
           自差B率得点
神山雄一郎31栃61 2351173 122
吉岡稔真 29福65 131744 119
山田裕仁 31岐61 1571356 120
稲村成浩 27三69 1721546 118
小橋正義 31岡59 019036 119
中村美千隆22兵80 2002653 114
東出  34千54 225159 121
池尻浩一 30福63 211241 116
児玉広志 30香66 419057 122
並び  6  8 3  

ここで注意しなければならないのは、単騎の山田である。
この山田が先行すると思われる中村に競るのかどうか。
競るのなら頭は神山か吉岡でいい。山田がチャンスを得るためには競らない事が重要だが。
一応競りはないと見て、小橋から狙った。もつれれば中村逃げ切り希望。児玉が連へ

買い目5−6 5−9 6−9
結果 9−5 1890円
 

データは関東自転車競技会・並びはスピードチャンネル中川洋護氏参考

決勝の展開
吉岡ライン前団、以下山田と東出、稲村ライン、中村ライン。中村残り2周で先行。吉岡番手小橋をインから押して番手でもつれ合うがすぐに小橋が取りきる。そのうちに稲村4番手。山田はなんと8番手まで下がってしまう。予想がこの時点で狂った
稲村捲り始め、神山の頭かと思ったその瞬間最終2コーナーで併せて児玉が非情の、しかし全ての責任を賭けての素晴らしい捲り。稲村は外一杯。池尻が稲村の後ろへ。吉岡はインでアンコ神山をどかした後死に体寸前。山田捲り追い込む頃、小橋が児玉に切替え。そのまま児玉ゴール。池尻表彰台が見えるも、外伸びた山田が3着へ。
ターニングポイント、そして・・・
各選手のライバル心、勝利への執念。それぞれの選手が戦ってました。ファイティング・サイクルレースです。
オッズの一番人気が小橋−児玉その前の宮杯での太田の初タイトル。中村の登場によるオッズの流れの変化。
全ての面において一つの時代が幕を下ろしたのかもしれません。とりあえず輪界は戦国時代に突入しそうです。
果たしてその結末は新たなる秩序か、それとも下克上・奪い合い・リベンジの混戦の世が続くのか。
その戦国時代への、歴史的な一歩を刻んだレースとして後世に伝えられる事でしょう。