オビスポプロレス
覆面記者Fのプロレス雑感

2000.01.091.4東京ドームを終えて

健介がベルト取れて良かったです。これで第3世代を含めたベルト争いが注目。

さて、ドームの結果をふまえて今後の展望を。

健介はこれで正規軍のエースとなりましたね。サポートも永田はじめある程度期待できそうなので、頑張り次第では、今年を代表する選手になれます。

永田は今年は中西とのタッグを解消して、藤田とやっていくストーリーを私の中では描いていましたが、その藤田が新日を離脱。一人になってしまいました。ある意味で不幸です。当分は2、3番手として、健介をサポートする役回りか。大穴は藤波とのタッグでIWGP挑戦。取ってから取られるまでになりそうだが、中西と別れた後の繋ぎにはよさそう。ま、健介と組んだ方が良いけど。地味なんですよね。とにかく。

中西は、G1で優勝しましたが、結局今考えて見るとそれだけだったような感じ。今のタッグも永田が主役ですからね。明らかに。利用価値がなくなった時点で、永田には捨てられそう。今年は1.4ドームで生まれた小川との絡みしだい。小川戦に集中するためにも、タッグは解消するでしょう。今年は去年ほどの活躍はどうか。

蝶野は、黒対決に快勝。たとえ負けても、いろいろ言って黒合体を先延ばしにさせて、いずれは蝶野が統一、だと思ってましたが、この時期がはやまりましたね。蝶野は昨年一年はG1やベルトを取ったり、ということよりも、自分のケガで分裂してしまったnWoジャパンを再度統一する動きに全力を傾けていたのかもしれません。今回の勝利で、思惑通りになりました。今後は自分も存在感をアピールしながら、徐々に小島や天山を育て、前面に押し出すような「院政」を引くと思いますね。

小島、半年前の札幌でIWGP戦を武藤とやったことを思うと、この落ち方は今更ながらビックリ。
今後は天山とのタッグで、その負けを取り戻すか、正規軍に戻るか。蝶野はやはり天山の方をエースにしたいはずですからね

天山は、今年は飛躍の年になってほしいです。私は黒の次のエースは天山になると見てます。ひと皮むければ。

さて、統一によって問題になるのが、来日勢。フライはともかく、その他のT2000のスーパーJやウォールストリートは、力的に残るのは苦しそう。T2000は大仁田を含めて、寄せ集め軍団でスタートしましたからね。天山や小島の参入で離脱を余儀なくされそう。東スポ(こっちでは大スポね)の記事で、ミングを除く来日勢が結集して、日本勢と対決という記事も、1.4前にありましたからね。

武藤は最後に。

ジュニアですが、やはりライガーのいう通りぬるま湯だったようですね。

新日をやめた藤田は、最後にはUFOに入ると思います。カミガタ情報では、リングス入りもあるということですけど。

橋本ですね。2.20の小川戦はちょっと早いと思いますが、今回は橋本が勝てるとみてマッチメイクしたのでしょう。もし仮にまた負けるようなことがあると、橋本自体の進退問題に及びますからね。今まで、試合に出なかった責任もあるし。

飯塚は、ドームでは確かにいい所見せたようで、カミガタ氏の言われるように、一気に浮上する可能性もありますが、たとえそうなっても、西村みたいに一瞬の輝きで終わりそう。

犬軍団はベルトはあれ限りのような。今年は取れないと見ます。ま、新日は今年はタッグは充実しそうです。小島・天山組、永田・中西、もしくは永田・健介、もしくは永田・藤波組、それからフライ・ノートンが組む手もありますし。ジュニアですが、メジャーに互して戦っていこうという意欲がある、ライガー・ペガサス組もIWGPヘビーへの挑戦を狙ってます。楽しみです。

さて最後に武藤。本当にこの1年お疲れ様でした、と言いたいです。黒対決に負けた武藤ですが、蝶野とは組まないでしょう。蝶野側も、別に今武藤と組む必要はない、と考えているようですし。武藤はもう黒にこだわっていないでしょう(ドームでも白のガウンで入場)。一人でやるんじゃないでしょうか。付いてくる奴はこい、という感じで。

武藤には、全日本の三沢とシングルでやりたいという夢があります。今のヒザの状態では幻に終わるのか。実現してほしいです。やれる体調になった場合、もし会社側がどうしてもダメだ、というのなら、会社を辞めてフリーとなって三沢に申し込む覚悟もできているはず。社長としての立場で、今は新日との対抗戦には、二の足を踏まざるを得ない三沢も、武藤がフリーにまでなってもどうしても、と言うのなら、やるのは当然だ、と決意するでしょう。
今までの功績を考えた時、武藤がFA宣言をするのは当然の権利。ここは頑張って三沢に愛を送りつづけてほしいです


99.09.04神宮を終えて

ニタの負けはない、両者反則決着と思ってただけに、ああそういう結末もあるんだと気づいてプロレス頭の足りなさに反省。

IWGPタッグ戦の永田、中西は小島・天山組には勝つとは予想してましたが、私は永田が中西と長くタッグを続けるために勝ちを譲る、と考えてました。ま、中西が途中あれだけやられてたら仕方ないですよね。
G1とは逆に中西が永田を肩車するシーンは本当に記憶に残りましたね。事実上のメインでした。

蝶野は・・・まあG1の結果も合わせて考えてみると、今後は落ちる一方な気がします。首の回復が遅い。
チームの代表として他のレスラーも利用してやっていく方向じゃないでしょうか。でも苦しい。
天山が武藤の方を選んだのも分かる気がします。

武藤は見事でした。大一番を終えて今度はタッグ戦。
フライを倒さねばアメリカに帰れない(笑)ノートンに任せるでしょう。
10月のタイトル戦に向けてG1で負ったヒザのダメージを回復できますね。蝶野と比べていい風が吹いてます。

蝶野に破れた橋本。なかなかあの小川戦での傷は癒えていないようで。
今年一杯は無理だと思います。来年が勝負。
もし、来年も無理なら・・・このまま消えていくでしょうね。

最後にカシン。ついにベルトを取りました。金本には相性が良さそうですね。
次に挑戦するのは大谷。大谷には対戦成績は悪い。
それだけに次でこの壁を乗り越えられたら、一気にカシン1人横綱時代にいっちゃいそうです。


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