2004/9/23(木)
西武園オールスター 最終日
(22日、5日目から続く)
朝が来た。23日、新宿を歩く。
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↑新宿西口の裏通り
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そびえた
つ東京都庁→
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午前8時前、ているやさんに電話。朝2時半に彼の掲示板に書き込みがあって、これから自転車で西武園に向かうという。
今はどのあたりにいるのだろう。
…今は東村山だという。やべ、もうそこまで来ているのか。
西武新宿駅から新宿線に乗る。JR新宿駅からは離れたところにあって、ホームはとても閑散としている。JR利用者にとっては、となりの高田馬場から、乗り
換える方がいいからだろう。
窓に掛けられた「急行」の
表示板。昔は当たり前だったが、廃車が進み、今や珍しい。
写真を撮る。後で知ったが、西武鉄道の現役最古参だそうだ。
1度東村山で乗り換える。売店へ。昨日本場でなかった赤競があった。
西武園駅に到着。午前9時前。
トイレで、手を洗っていると、後ろから声が…。
「久しぶりっ!」
お、その声は「競輪アナリスト」こと、やんもさん!
場内に入る。
すでに場内は開門していて(本来は9時予定)、特別観覧席の券を求める客が、たくさん列を並べていた。
中に入って、昨日の青競を売っていた所にまた見たような人が。
とらさんだ。
そしてその隣に、ているやさんがいた。
発走までは、まだまだ時間がある。
やんもさんから、某競輪中継のゲストに出たときの話を聞いたりする。
1コーナー側から見たバンク内
そのうちに、とらさんは特別観覧席に行くという事で、やんもさんも友達と連携するという事で、お別れをした。
ているやさんのご好意で、後閑信一の兄さんを始めとして、たくさんのファンのいる、バック側2コーナー寄りに連れて行ってもらうことにした。
初めてお会いする人たちばかりだったが、連携させていただいた。
お酒やつまみがたくさんあって、いただいた。ごちそうさまです。
第1レースで、捲りきった濱
口高彰(岐阜59)にマークしていた、西武園競
輪場からは目と鼻の先の東京都東大和市に住む、波
潟和男(東京57)。ゴー
ルして思いっきりガッツポーズ。
明らかに差し交わしてないにも関わらず、皆が声援を送っていた(笑)。結果はや
はり2着。
そんなこんなで多くのファンに囲まれ、ワイワイしながら第
5レース(脚見せは1 6 37 248 59)。
池田さんの出るレースだ。
今日は…村
上弟−郡
山さんの3番手かぁ…。出渋り癖が多いからどうだろう。早めでも切り替えてもらって、とは思うものの、地区ラインというしがらみもあって、難しい
所。このレースも、山
田裕仁(岐阜61)、銀メダリスト井
上昌己(長崎86)、西王座戦優勝小
川圭二(徳島68)など著名メンバーの中のレース。結果はともかく、今後の自
信にはなるに違いない。
私の車券の本命は上昇浦
山一栄(東京72)に乗る茂
木和臣(埼玉63)。オビスポのメルマガ予想で
も、自信度Aだ。
浦山は、7月に熊本に行った時、S級の決勝で先行して後ろを引き出し、自身も『滑走路』と呼ばれる長い直線で3着に粘っている(結
果)。
茂木から幅広く購入。一応池田さんからも、何点か購入(当然配当がデカイ)。
レース。誘導員の後ろ165937248と
並ぶ。
後ろを取る村上弟。ん? 先行策か?
その村上弟、赤板で前へ出る。
浦山はインに詰まっているので、下がっている途中。近畿ラインの後ろは井上。何とも不気味だ。
(鐘2センター248 37
16 59)
鐘4コーナー手前…、一気に井上が叩く。村上も引かずに少し抵抗したが、結局出切られる。
ホーム過ぎ、外から、浦山−茂木がドカンと叩いてきた! 勢いがイイ!
村上弟は前との車間が開き、近畿ラインはバックを踏むような格好で、池田さんにとっては嫌な感じ。
(最終2コーナー 59 248 16
37)
バックに入り、私の目の前で池田さんが外に持ち出し、捲り?を打とうとするが、その時には完全にピッチが上がって、半車も押し上げられない。
仕方なく郡山さんの後ろにつけ直す。
前では、浦山−茂木が出きり、一杯になった井上から小川が切り替える。後方では山田が捲り、高
谷雅彦(福島67)が続く。
茂木は絶好。後は差すだけ。
(最終4コーナ− 16
597 248
3
茂木−小川−浦山の順にゴール(結
果)。
その遥か後ろで池田さんが、力尽きるように8着でゴールしたのが見えたのだった。
車券は、茂木から買っているのに、何故か7のヒモだけは押さえてない…。
オビスポメルマガ予想でも、SHOJIさんとこの破壊予想王の予想
でも、ちゃんと7は押さえていたのに。
というわけで、2重の疲れでこのレースを終えた私。左に座っていた松戸をホームにする蝶野さん(違っていたらすみません)にも、「何
で押さえてないの?」とたしなめられる始末。
魔が差したのだよな…きっと。
池田さんにお疲れ様でした、と心の中で声を掛ける。
2コーナーから1コーナー寄りを見る。
その後、トトロの森の神様に見放されて、ノーホラかと思ったが、第
8レースの荒
井崇博(佐賀82)−加
倉正義(福岡68)で安いながらも初の的中。
続いて第
10レースの石
毛克幸(千葉84)が村
上義弘(京都73)キラーぶりを見せ付け、望
月永悟(静岡77)とワンツー。
(望月の差し目は持っていなかったので、「差すな差すな!」と
叫んでおりました)
2コーナーの席もどんどんと競輪場に来る人が増えつづけ、(私は覚えが悪いので、連携したおけらOKさんのページを参照すると、ホクトさん、人生さん、budさん、ぢこさん、、のんぶさん、迷彩さん、はせさ
ん、べ
いさん、ホヤさん、伊集院五月蝿(う
るさい)さんと、競輪HPやブログを持っている多くの人も一緒だったようだ(覚えが悪くてすみません…)。さらに一時的に、特別観覧席から、とらさんが来
られたり、ているやさんのあるブツにおびきよせられるように(笑)、oshiさんが登場したり、とスター勢揃いだった。さ
すが、オールスターである。本日は12000人が全国から観戦に来たそうである。
特にホヤさんとは、お互い関西なのに、今まで一度も連携する機会がなかったので、「関西からは遠く離れた、この西武園で初連携とは」とおっしゃられてい
た。
お会いするまでは、もっとすごく頑固そうな方なのか、と思っていたが、腰の低い方で驚いたくらいだ。
さて、決
勝(並び27 1956 834)。
雨が降り始めた。
自転車で来ている、ているやさん、これはイカンと競輪場を去られた。もったいない。
予想をする。本命は佐
藤慎太郎(福島78)。伏見は二
次予選、準
決勝と捲りだったし、決勝こそ先行するのでは、と思った。そうでなくても、慎太郎にはキレがある。彼を中心に、後は稲
垣裕之(京都86)−市
田佳寿浩(福井76)の2段がけの場合、横
田努(熊本69)にもチャンスがと思い4=3も押さえ。
いよいよ、決勝の号砲が。決勝は6周。以前は7周で、勝負どころに来るまでの長いドキドキが良かった。少し物足りないかも。
誘導員の後ろ、271956834で
並ぶ。
後閑信一の兄さん、「絶対後閑が優勝してくれる」とばかりに、身を乗
り出してみている。
勝負どころ。やはり先に仕掛けたのは稲垣。
このまま3人で打鐘…と思ったら北日本4番手にいた榊
枝輝文(福島79)がイン切りに行こうとする。
稲垣分かっていたようにピッチを上げる。引っかかるように、伏見も前に出れない。
あわてたのは横田も同じ。少し前から離れる。その隙に神
山雄一郎(栃木61)−後
閑信一(群馬65)で市田の後ろを取ってしまう。
最終ホームで横田がインを潜り、3番手を取り戻そうとした所で、バランスが崩れたのか落車。北日本は後方に置かれる。稲垣がかなりピッチを上げているの
か、伏見が仕掛けられない。
やっと、伏見が最終1センターから仕掛ける。掛かりがそれほど良くない。さすがに慎太郎が届くとは思えず、私の車券はもうヽ(τωヽ)ノ モウダメポ。
市田が番手捲り。後ろの神山が伏見をブロック。神山2センター過ぎから外を踏む。神山絶好だ!
直線。お、後閑がインから来ている。真ん中に市田を挟んで、外に神山、インに後閑。ゴール!
「バンザーイ!!! 優勝オメデト〜!!!」
後閑兄さんが叫ぶ。
あきらかに神山が先着していたが、下町の男らしく、負けてもお祭り騒ぎなのかと思った。
すぐに周りの人、「神山が先着でしょ〜」。
「んでも横田落としたから神山失格でしょ〜」と後閑兄さん。
神山がバックスタンドにやってきて、観客とハイタッチ。盛り上がった。その時、放送が。
「ただ今の第1コーナー審判員からの赤旗は、着外の4番選手です。3着までには関係ありませ
ん」。
「えー〜〜〜!!」と
後閑兄さん。
神山は何十人の客と時間を掛けてハイタッチをしている。
後閑兄さん、後閑選手に「よく頑張った」と声援を掛ける事を忘れな
い。
場内が一応幸せな雰囲気に包まれた時、神山が敢闘門を後にした(決
勝の結果)。
表彰式
表彰式を見て、競輪場を後に西武線で高田馬場に。
駅前の露店で探っているうちに、ここで後閑兄さんたちと、はぐれてしまって、申し訳なかったが、他の蝶野夫妻やおけらOKさん、ほやさんらとともに、駅近
くの飲み屋での反省会に、加わらせていただいた。その日中に、大阪に帰らねばならなかったので、新幹線の時間を見て、おいとまさせていただいたが、とても
楽しかった。
西武園は、今度いつ行くかは分からないが、また関東に行って楽しみたいと思った
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