1999年7月20日(火)
第4回兵庫県市町組合開催第3日目決勝日

このページは、私、久保田 靖が遭遇した競輪体験を エッセイ風にまとめてみようというコーナーです。
今回はカミガタ氏と 平成11年7月20日に西宮競輪A・B級戦に行ってきたのでリポートします。

  午前11時に阪急西宮北口駅コンコースに待ち合わせる。
初対面なので誰かわからない。しかたなくキオスクでCCレモンを買い、飲んでいると 程なく合流、西宮スタジ
アムへ向かう。
 西宮競輪は昔、阪急ブレーブスが本拠地にしていた西宮球場に特設バンクを 組み立てて行われてい
る。関西スポニチに競馬コラムを掲載している乗峯栄一の小説 「なにわ忠臣蔵伝説」でも登場する競輪
場である。冬になるとここは関西学生アメフトの聖地にもなると言う。なかなか阪急も商売上手である。
 祝日で決勝戦が組まれているからであろうか、意外と人が多い。入場料50円を 払ってスタジアムに入る。

好調な前半戦
 カミガタ氏と共に内野の5階席に陣取る。さて1レースである。
行きの電車で気づいたのだが、1レースの1番はなんと北野大暁である。実は 前日、まどかの父氏から選
手情報をメールで入手していたのであるが、それには 「決勝で買い」と書いてある。なんと24才で連対率5
5%の選手が1レースに 出ているのである。言うまでもなく買いである。並びは148であるが、4番は どう見
ても普通のB級選手であるので北野が踏み出せばおそらくちぎれてしまう。 ということはその番手に入るのは
なんでもできる3番の宮崎岳人しかいない。 ということは1番の後ろに3276と並んで最終バックである。車
連で1−3、 3−1だけ買ってレースを見ていると全くその通りになった。1−3で390円。 なかなかの滑り
出しである。
 2レースは流して3レース。早くもスポニチ鉄板マークの3番佐々木英の登場である。 西宮は33バンクだ
けにライン違いがなさそうなので新聞予想3点とカミガタ氏狙いの 6番福田克之からの2点を買う。新聞通
り車連3−5で220円。おい、なんぼなんでも 安すぎるでぇ。取って大幅マイナスにショックを受けてしまい、
4レースは外す。 外した腹いせにビールを買いに行く。あまりにも暑い1日である。売店でいろいろ聞いて回
るが なかなか出会わない。よく見ると、とあるスタンドの入り口にいかにも「禁制品」という感じで オバハンが
ヤミ売店を開いているではないか。まるでマニラの路地裏でマリファナを買っているような気持ちでキリンラガ
ーを入手する。1口飲む。最高である。何で正規の売店で売らないの だろうか。おそらく既得権で黙認して
いるのだろうが、阪神競馬ではもっと明るい雰囲気で 1レースから売っている。こういうところが競輪のアング
ラさの原因でないかと思うがどうにか ならないのだろうか。

ああめずらしや単勝車券
 5レースになってカミガタ氏が「単勝売り場に行きましょう」と言う。おお、 競輪で単勝なんて超レアグッズで
ある。5階席から反対側の1階に回ってやっと到着する。 とりあえず新聞の本命・対抗を単勝で買う。おっ
とそういえば1番にあの有名な(?) 佐々木邦彦が出ている。これは買わなくてはなるまい。あと3番の単勝
と佐々木ラインの 車連1−5,1−7を中心に買って今度はBSのかぶりつきに移動する。さすがにここでは
競輪名物のヤジが炸裂していた。佐々木選手なんて周回の度に「ブ●」呼ばわりである。なかなか 話題の
多い選手である。そうこうしているうちに最終バックで佐々木ラインが突き抜け体勢である。 そしてゴール前、
7番が脚色良く5番を差しにかかる。「よっしゃー、高めの1−7や」と思った瞬間、 7番は5番をすり抜け1
番と車体を合わすようにゴールイン。万事休すである。1−7であれば 単勝と車連ダブルゲッチューである
が、7−1であれば単なる「裏目千両」である。長い写真判定の結果、オーロラビジョンに「7−1」と上が
る。やっぱり「エ●本先行」である。

 6レースである。お得意のB級決勝である。私は予想屋の予想を買うことにした。100円出して予想を
見ると枠連で23,25,36とある。枠連予想というのがさえない予想屋である。2番の藤井孝則をカミガ
タ氏に聞くと「こんなところにチンタラ走ってる器ではない」というお告げである。 新聞を見ると8番の善利と近
畿先行対決である。私は予想屋の通り車連2−7、2−3と枠連36を買って レースを見る。すると展開
がゴチャついて最終バックで28と並んで1本棒になってそのままゴール。 私の得意な「実力先行者両立」
ある。
 「こういうときは競馬でも負けパターンなんよね」と思いながら7レース。カミガタ氏のお勧め3番宇土から2
番中信一路への折り返し、9番水上のヒモと流れを変える為に幅広く買う。結果は2−9で 10580円。
タテ目で大穴ありがとうである。8レースもヒネって買うと新聞通り。
 もう最悪の展開である。すがるような思いでカミガタ氏に9レースの予想を聞く。「3(河津照彦) から入っ
て下さい」とのお言葉。ここは準優の敗者戦であるので全員追い込みタイプである。 3から素直に実力者へ
流してカミガタ氏の車券1番溝口欣也からも枠連で押さえる。レースは またもゴチャついて先行した3の番
手に2番柿島英之がはまってゴール。「なんで連対率6%が来るんやー」 と思いながらもさすが「餅は餅
屋」である。

ラストチャンスの決勝戦
 そして今日の勝負レース、10レース決勝戦である。オッズを見ると2番諸橋 愛9番高橋のラインが 人
気している。しかし高橋は初日のコメントで「事故点が8.0あってヨコには動けない」とあり、 諸橋も苦戦が
予想される。対抗格の1番門野も機関車が7番佐野梅一である。「まどパパ情報」でも 「西宮は苦手」
ある。それに初日、準優と赤板先行して2着なので色気を持って打鐘先行とかになると 共倒れの可能性
大である。ここは5番加藤雅人を中心にして両立の2−1を押さえる。レースは 加藤も果敢に動いたもの
の諸橋のS級ばりの豪快捲りで完全優勝。2着は付いて行っただけの高橋で6倍の本命戦であった。
 帰りにカミガタ氏から諸橋は「めぐむ」と言う名前だと聞いて暑かった西宮は終わった。大阪では夕立が降
っているらしい、黒い雲が東の空に見えた

PS.カミガタさん、あちこち破けてた服を着てましたが、次は3枚1000円の Tシャツでもいいんで着てきて下さいね。
かなり恥ずかしいっす。

収支 マイナス2690円 10戦2勝

カミガタより
どうも、連携ありがとうございます。服は・・・山登りで破けました。もう着ません。
カミガタの収支 −740円 9戦1勝
4Rの大川 栄二(和歌70)−山本 嘉彦(和歌61)で取っただけでした。


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